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暮らし・健康・子育て

大全、というにはやや物足りないが・・・ : ベルギービール大全(本)

ベルギービール大全
ベルギービール大全(本)

三輪 一記,石黒 謙吾,
発売日:2006/12

2008/6/17 丁三ベスト79レビュアー

4点

ベルギービールの図鑑、である。

瓶とラベル、コースター、専用グラスを一セットにしてカラー図版で紹介している。とくに専用グラスにビールを注いだ写真がなんともうまそうで、ビール党にはたまらない。

本書で紹介されているのは150銘柄弱だが、ベルギービールの銘柄はなんと800種類もあるそうだ。筆者が普段飲んでいる銘柄は残念ながら掲載されていなかった。世界に7銘柄しか許されていないトラピストビールも紹介されているのは5銘柄。大全というにはやや物足りないが、そこは自分で探して、飲んで、この図鑑に追加していくとしよう。

なかなか楽しい本であった。
  1 人中、1 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

お香の全て 芳しい香りの世界へようこそ : お香が好き。にほんの香りを楽しむための便利帖(本)

2008/6/15 sasabonベスト9レビュアー

4点

時折部屋の中でお香を焚きます。特段珍しいことではなく、自然にそのような空間と香りを楽しみたい、というものでしょうか。日常の中で視覚も聴覚もそうですが、嗅覚というのも大切な感覚だと思っています。

本書は、そんなお香の香りの楽しみ方についての指南書のようなものといえるでしょう。筆者吉田揚子さんの可愛いイラストと優しい文章が、ビギナーを珍しい世界へといざなってくれます。

「気軽にたけるお香いろいろ」「香立て、香台いろいろ」「匂い袋、防虫香いろいろ」「印香、練香、香木いろいろ」「香炉、香合いろいろ」「お香まわりの楽しいグッズ」というカラーの頁には、実際の品が飾られていますので、じっくり眺めてお気に入りの逸品を揃えていく、というのも良いかもしれません。

伝統的なお香文化が伝わっている京都には、鳩居堂さん以外に結構いろいろなところでお香を購入することができます。92頁の「京都お香屋さんめぐり」に見開きで紹介してあり、地図と場所と電話番号が書かれていますので、一度お店に寄られてもいいでしょうね。百聞は一見にしかず、です。ましてお香は実際手に取ってみて初めて世界が広がるものですから。

108頁以下に「源氏香の魅力」と題して、組香の代表的な源氏香が紹介されています。香りの違いを嗅ぎ分けるだけでなく、源氏物語に当てはめる訳で、江戸時代(享保年間)の成立と言われていますが、教養も必要だったのですね。奥深いものです。
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チャック本の最高傑作! : チャック・スペザーノ博士の「セックスは、神さまからの贈りもの」(本)

2008/6/9 まぁちゃんベスト77レビュアー

5点

僕達の住む社会は「セックス」の話をするのはタブー視されていて、まじめなセックスの話をする機会に恵まれてきませんでした。

「セックスとは何か?」という話をチャックがユーモアを交えて単刀直入にズバッと切り込んでいます。

今までになくチャックの話がわかりやすいのです。

それはVOICE社の喜多見社長自らがインタビューをしているからなのでしょう。

するどい視点からの質問がチャックの叡智を見事に引き出しています。

セミナーにおけるクライアントさんとのカウンセリングのやり取りもエキサイティングです。

ヨプのんさんの一コマ漫画もセクシャリティという深いテーマを笑いに変えてスムーズに理解することにとても役立っています。

スピリチュアルな視点からセックスを知りたい方には、たくさんの洞察が訪れることでしょう!

「セックスと人間関係」「セックスと自己成長」「セックスと悟り」というテーマにピンと来たら購入です(笑)

セックスから無限の可能性が見えてきます。
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ブログ : こぎれい、こざっぱり―山本さんの愉快な家事手帖 (ORANGE PAGE BOOKS)(本)

2008/6/8 vegaベスト16レビュアー

4点

最近多い、ブログを書籍にしたものだそうです。
特に家事のハウツー本というわけでもなく、
「私のうちではこういう風にやってるよ」と
気軽なおしゃべりのような本です。

まあ、その「私のうちのやり方」がちょっと面白くて、
ほほえましくはあるのですが。
★は3と4の中間、といったところ。
読んでいてほのぼのと楽しい気分になったりはしますが、
お金を出して、あえて買う必要はあるかな?とも思ったり。

かわいくてほのぼのしていて好きですが、
そういう印象を受けました。
  4 人中、4 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

買い!です : 胎教CDつき ナチュラルなお産—自然な「わたし」を取り戻し、幸せなお産を迎えるためのマタニティブック (CD付)(本)

2008/6/2 vegaベスト16レビュアー

5点

この方が院長を務めている助産院のHPで紹介されていました。
で、手に取った訳ですが、
この値段で胎教用のCDまでついて、本当にお得です。

助産院の院長が書いているから、
何だか厳しくて難しいのでは? と思いましたが、
全体的にかわいらしいイラストが多く、
「絶対ダメ」とか手厳しい感じの表現もなく、
こちらが読んでいて、心が和むような素敵な本でした。
この内容で、この値段で、CDまで付いていて
絶対「買い」です。

そして、妊娠中のことだけでなく、
出産後の子どもの接し方についても触れられていて、
とてもいい本だと思います。
本当にいいです、そして良心的だと思います。
少しでも多くの方に読んでもらいたいです。
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よいです! : もっとゆっくり、もっとやさしく あかちゃんからの自然療法 2008年 05月号 [雑誌](本)

2008/5/27 vegaベスト16レビュアー

5点

書店で手に取りました。
田辺あゆみさんとか根本きこさんなどが出ています。
田辺あゆみさんが自然分娩をした助産師さんとの対談や
ホメオパシー、玄米や菜食の食事など、
関心があったので面白く読むことが出来ました。

写真もきれいで、これから妊娠、出産を考えている
方にもオススメです。

何とかクラブとか何とかママなどもちらりと見ましたが、
情報が多すぎるし、にぎやかすぎて読みたいとは思いませんでしたが、
これは玄米菜食のように、地に足がついて
落ち着いている感じがして、好感が持てました。
現在、小さいお子さんがいる方にも
薬に頼らない療法も紹介されているのでオススメです。
  4 人中、4 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

日本人の日本人による日本人のためのカード! : 日本の神様カード(本)

日本の神様カード
日本の神様カード(本)

大野 百合子,
発売日:2008/03/17

2008/5/8 まぁちゃんベスト77レビュアー

5点

「やっと現れた!」

初めて出会った瞬間に感じたことだ。

様々なカードを持って使っていますが、どうもしっくりしない部分もあるのです。

これは西洋が一神教をベースにしているからなのでしょう。

日本は、八百万の神である多神教が基本的な考え方になっています。

大野百合子さんの解説は、シンプルでとてもわかりやすい。

カードの神様が祭ってある主要な神社も書かれているので便利です。

Denaliさんのイラストは、はじめは違和感を感じていたのですが、使っていくうちに妙に愛着が湧いてきます。

色の専門家の友人いわく「カードに使われている色彩が日本の色を使っているんだね」と教えてくれました。

納得です。

監修の三橋さんもその道ではとても有名な方だと神道の友人が教えてくれました。

神様の存在を身近に感じられるようになりました。

近所の神社やお気に入りの神様がいる神社にお参りに行きたくなりますね。

神聖な感覚を味わうことで、自分の中心に帰る感じになします。

カードが大好きな人は、ぜひコレクションのひとつに。

神様が好きな人もぜひおすすめです!
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教室という密室で行われている人格破壊教育 : 性教育の暴走(本)

性教育の暴走
性教育の暴走(本)

桜井 裕子,
発売日:2007/11/10

2008/4/26 according to the conservativeベスト68レビュアー

4点

  男女共同参画社会とジェンダーフリー(性差による区別の撤廃)は
国体の撲滅を狙うサヨキストが推進する企みですが、このセックス奨励
教育も同じ穴の狢です。小学校の教室で為されるコンドーム装着実習、
中高校生への未婚の母を奨励するかのフリーセックスの容認、更に同
姓の婚姻の容認まで目を覆いたくなります。狙いは、児童生徒が低学
年からの刷込みによる人格破壊、最終ゴールは左翼革命家養成です。
正に驚愕を覚えます。学校は子供たちを預ける場ではく、教師を監視し
なければならない場に変貌しました。健全な子供たちを育成するには、
家庭内でのしっかり子供たち会話し、今学校でどんな授業が行われて
いるか注視しなくてはなりません。余談ですが、二十余年前、TBSの
金八先生で中学生が出産する物語がありました。これが人権を装った
セックス奨励主義の先駆けだったと思われます。
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子どもの気持ちを本当に分かっているのか? と自問してしまう : 子どもが聴いてくれる話し方と子どもが話してくれる聴き方(本)

子どもが聴いてくれる話し方と子どもが話してくれる聴き方
子どもが聴いてくれる話し方と子どもが話してくれる聴き方(本)

アデル・フェイバ,エレイン・マズリッシュ,
発売日:2006/08/22

2008/3/7 くろやぎベスト93レビュアー

4点

 日本人の書いたものではなく、生活習慣も子育て文化も違うアメリカ人の書いた本というのが気になりましたが、全く心配無用でした。

 日本もアメリカも、親が子を思う気持ちは同じ。
 子を思うあまり、よけいな口出しをしてしまうことも同じ。
 子どもとのコミュニケーションに悩んでしまうのは、万国共通のようです。

 著者が教えてくれる解決策は「子どもではなく、親が変わろう」ということです。

 子どもの気持ちを否定していませんか?
 気持ちを尊重してもらえないと、どう感じる?

 読者に問いかけながら、子どもの気持ちになって考えることの大切さを諄々と語りかけてくれます。

 つい親が口に出してしまいがちな小言や説教、エスカレートして罵倒する言葉やおどし文句を、著者は「役に立たない態度」と言い切ります。

 そして、具体的な解決法として「子どもの協力を引き出す方法」「子どもの自立を養う方法」「子どもを役割から解放する技術」など、(ここだけはアメリカ人らしく)箇条書きで示してくれます。

 あっ、これは気をつけなくちゃ、とか、あぁ、これは実践している、と自分の子育て経験と比べながら、腑に落ちる読書をさせてもらいました。

 特に印象深かったのが、「罰の代わりに解決策を考えよう」です。

 子どもに罰を与えても効果はありません。罰を受けた子どもは心を乱してしまい、自分のしたことを後悔するよりも受けた罰のことばかり考えます。子どもに本当の反省の心は起きてきません。

 本書を読んで、
 「大人になった自分は、
  子どもの気持ちを本当に分かっているのか?」
と、自問してしまいました。

 親になるということは、自分の子ども時代を思い出し、少年時代をもう一度経験するようなものかもしれません。

 我が子と自分のコミュニケーションを見直し、自分を振り返るきっかけになる本でした。
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セラピー文化の可能性 : セラピー文化の社会学 ネットワークビジネス自己啓発トラウマ(本)

2008/3/3 ソコツベスト60レビュアー

5点

セラピー文化(心理学・心理療法的な知識や技法を活用した実践の総体)の興隆を、実態調査にもとづき分析することで、現代社会における心理主義的な発想の浸透の意味を問い、また日本人のライフスタイルや自己観や価値観の変容についての考察を行なった著作である。著者の博士論文がベースとなっている。
事例として、@ネットワークビジネス(アムウェイ等)、A自己啓発セミナー、Bトラウマ・サバイバー運動(アル中患者の自助団体から各種の「被害者の会」まで、「傷ついた」人たちによる当事者ネットワーク活動のすべて)、という三つが取り上げられ、それぞれの思想的・組織的な性格の異同が比較検討される。フィールドワークと文献調査とネット検索を適宜遂行した個々の活動の現状報告は、よくまとまっており、考察も手堅く信頼できる。
@は、「思考は現実化」するという非常にポジティブな理念を共有しており、その思想的な淵源は、米国で19世紀末頃に勃興してきたニューソートに溯る。前向きの成果主義に基づき資本主義社会のなかで物質的な富を獲得し「成功」することを目標とするので、社会批判力はゼロに近い。Aは、短期的なグループ体験により自己を抑圧する社会的・心理的な障壁を除去するための実践であり、マズローなどの人間性心理学やヒューマン・ポテンシャル・ムーブメントの普及版、といった趣がある。自己と社会の関係性を問い直す面もあるが、自分の身にふりかかることは全て自己の責任である、とする考え方を徹底させ、また自己変容が重視されるので、やはり社会変革の可能性には乏しい。Bは、トラウマからの救済を、自己免責的な論理にもとづく当事者の語り合いや痛みの共感によって達成しようとする運動であり、アルコール・アノニマスの「十二ステップ式自助グループ」を多く採用し、また「アダルト・チルドレン」の社会問題化により世間的に広く認知され受容されてきたといえる。これは、他者との争い一般に傷ついた個人の生をありのままに肯定するという志向性があり、ネオ・リベラリズムを基調とする現代社会の規範に対して「ノー」と言いいうる批判力を持っている。
本書の結論は、@、Aのような、「強い自己」を尊ぶセラピー文化が今だ主流派でありながらも、Bのような、「弱い自己」のプレゼンスの拡大のなかにこそ、現代日本人の世界観の変化が読み取れるのではないか、という問題提議におおよそ帰着していく。著者も危惧するように、これは被害者意識の野放図な拡大ともパラレルなので(「クレーマー」の異常発生)、あまり喜べる話ではないように思えるが、ともかく、「負けてもOK」みたいな心意が一定程度存在している世の中の方が、はるかに暮らしやすいので、この傾向は好ましかろう。
また、著者はセラピー文化を現代における「宗教」の代替物としても掘り下げて考察しており、興味深かった。相対的に隔離された環境で「常識」を再構築しようとする集団的実践は、どうしても「宗教」くさく見えてしまう。その心理的な側面がある種の「霊的」なものにまで昇華され、さらにカリスマティックな指導者まで登場してくれば、それはもう「宗教」だろう。その「セラピー文化」から「宗教」への移行はいかにして起こるか、あるいは「宗教」が「セラピー」的なものへと権力を奪取されるのはなぜなのか、といった問題を考える上で、本書はとても参考になる。
  1 人中、1 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

江原啓之さんの半生を綴った本著。人間、江原啓之としての経験の深さが胸にしみます。 : 人生に無駄はない 私のスピリチュアル・ライフ(本)

2008/3/2 生涯勉強。ベスト71レビュアー

5点

江原啓之さんがバッシングに遭うようになってから、とりわけ美輪明宏さんが「この方は”おぼこ”」だから、とテレビで仰っている姿を何度か拝見しました。”おぼこ”…懐かしい言葉です。

「すれていない、世間ずれしていない、ある意味でバカ正直、それゆえにすぐ傷つく心を持った純真無垢な人」、そういう意味ととらえれば宜しいでしょうか。…まあ、そうお話される美輪明宏さんは「生き方そのものが全て闘って勝ち抜いてきた、それを全く偉ぶらない完全無敵なお人」ですから、説得力が普通の人の何十倍にもなる、これまた凄い方ですが。

その江原啓之さんが「人間 江原啓之」(=当たり前ですが。)として今までの半生を正直に綴ったのが本著であります。

江原啓之さんという等身大の人物はとても慎重で傷つきやすい性格。さらには、「もの凄く緻密な計画性、良い意味での戦略を持っている男性」であることが本著に記されています。同じ男性としても見習わなければいけない事柄がたくさんありますね。

僕などは無駄ばかり繰り返してきているような昨今の人生ですけれども、やはり何らかの経験や喜怒哀楽含めた心の成長に繋がっている訳で、これも気づかせてくれる江原さんの書物に「有り難いものだなあ」と思い、前に進む気になります。

福祉や医療関係に進みたいという江原啓之さんの言葉には重みがあります。最近医者(=特に外科医)や看護師、更には介護福祉士さんが少なくなっている現実を実際に従事していた方々に聞くと「みんな、死んでしまうから、遣り切れない」という感想を持っている、とりわけ若い世代の方々は。それはそれでビックリしました。ずっとこの身体で生きている人間はいないのですから。

本著の素晴らしい点の詳細はこのレビューの後に続く人に託しますが「人生に無駄はない」、これだけはしっかり読み取って自分なりに消化したい、そういうすっきりとした本です。お薦めします。
  43 人中、38 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
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