日本映画
脚本がいいからね : 椿三十郎 通常盤(DVD)
2008/4/2 一色町民ベスト22レビュアー
物語自体は、役人の汚職という社会派的な部分はあるけれど、基本的には痛快娯楽作品なので、ストーリー展開の面白さ、人物構成の妙があって非常に面白かったオリジナル脚本そのままに作れば面白くないわけがない。
森田監督は職人的演出で、それなりの腕を発揮しているし、語り口は黒澤より軽くて分かりやすいかも。裏を返せば重厚さがない。社殿を敵方に何重にも包囲されたことを音(当時はモノラル)で悟らせたり、カラー映像の特色を生かし、まだら色の椿等々、オリジナルに敬意を払いつつ現代らしさを出しています。
反面、黒澤が凝ったロングでの画面を多用していたのに比べ、本作はアップが多い。これもTV的であり現代的でもあります。本作での一番の注目ポイントは、やっぱり最後の果たし合いですかね。
オリジナルでは、両者が対峙したまま一歩も動かず、緊迫の時間が流れるなか、一瞬で勝負が決まり、血しぶきが噴水のようにドバッとあふれ出すという、度肝を抜かれるシーンでした。本作は、それなりに工夫はあり悪くはなかったです。もちろん、オリジナルほどの衝撃はありませんでしたが...。
三船敏郎は、その存在感・老獪さ・艶があった。織田裕二熱演だったし、悪くなかったと思いますが三船を意識しすぎたかも。
仲代達矢と豊川悦司は、不気味さと妖しさは互角。とってもよかったのが、黒幕の手下で拉致される侍役の佐々木蔵之助。飄々とした感じは現代的ではありますが、いい味わいを出していました。 他の役者たちもまずまずで、あとは好みの問題でしょう。
熱烈な黒澤ファン、三船ファンの中には、オリジナルに対する侮辱だとまで言っている人があるようですが、オリジナルに対する愛情も感じられたし、私はそれほど悪いリメイクではなかったと思います。
森田監督は職人的演出で、それなりの腕を発揮しているし、語り口は黒澤より軽くて分かりやすいかも。裏を返せば重厚さがない。社殿を敵方に何重にも包囲されたことを音(当時はモノラル)で悟らせたり、カラー映像の特色を生かし、まだら色の椿等々、オリジナルに敬意を払いつつ現代らしさを出しています。
反面、黒澤が凝ったロングでの画面を多用していたのに比べ、本作はアップが多い。これもTV的であり現代的でもあります。本作での一番の注目ポイントは、やっぱり最後の果たし合いですかね。
オリジナルでは、両者が対峙したまま一歩も動かず、緊迫の時間が流れるなか、一瞬で勝負が決まり、血しぶきが噴水のようにドバッとあふれ出すという、度肝を抜かれるシーンでした。本作は、それなりに工夫はあり悪くはなかったです。もちろん、オリジナルほどの衝撃はありませんでしたが...。
三船敏郎は、その存在感・老獪さ・艶があった。織田裕二熱演だったし、悪くなかったと思いますが三船を意識しすぎたかも。
仲代達矢と豊川悦司は、不気味さと妖しさは互角。とってもよかったのが、黒幕の手下で拉致される侍役の佐々木蔵之助。飄々とした感じは現代的ではありますが、いい味わいを出していました。 他の役者たちもまずまずで、あとは好みの問題でしょう。
熱烈な黒澤ファン、三船ファンの中には、オリジナルに対する侮辱だとまで言っている人があるようですが、オリジナルに対する愛情も感じられたし、私はそれほど悪いリメイクではなかったと思います。
脚本がいいからね : 椿三十郎 初回限定豪華版(DVD)
2008/4/2 一色町民ベスト22レビュアー
物語自体は、役人の汚職という社会派的な部分はあるけれど、基本的には痛快娯楽作品なので、ストーリー展開の面白さ、人物構成の妙があって非常に面白かったオリジナル脚本そのままに作れば面白くないわけがない。
森田監督は職人的演出で、それなりの腕を発揮しているし、語り口は黒澤より軽くて分かりやすいかも。裏を返せば重厚さがない。社殿を敵方に何重にも包囲されたことを音(当時はモノラル)で悟らせたり、カラー映像の特色を生かし、まだら色の椿等々、オリジナルに敬意を払いつつ現代らしさを出しています。
反面、黒澤が凝ったロングでの画面を多用していたのに比べ、本作はアップが多い。これもTV的であり現代的でもあります。本作での一番の注目ポイントは、やっぱり最後の果たし合いですかね。
オリジナルでは、両者が対峙したまま一歩も動かず、緊迫の時間が流れるなか、一瞬で勝負が決まり、血しぶきが噴水のようにドバッとあふれ出すという、度肝を抜かれるシーンでした。本作は、それなりに工夫はあり悪くはなかったです。もちろん、オリジナルほどの衝撃はありませんでしたが...。
三船敏郎は、その存在感・老獪さ・艶があった。織田裕二熱演だったし、悪くなかったと思いますが三船を意識しすぎたかも。
仲代達矢と豊川悦司は、不気味さと妖しさは互角。とってもよかったのが、黒幕の手下で拉致される侍役の佐々木蔵之助。飄々とした感じは現代的ではありますが、いい味わいを出していました。 他の役者たちもまずまずで、あとは好みの問題でしょう。
熱烈な黒澤ファン、三船ファンの中には、オリジナルに対する侮辱だとまで言っている人があるようですが、オリジナルに対する愛情も感じられたし、私はそれほど悪いリメイクではなかったと思います。
森田監督は職人的演出で、それなりの腕を発揮しているし、語り口は黒澤より軽くて分かりやすいかも。裏を返せば重厚さがない。社殿を敵方に何重にも包囲されたことを音(当時はモノラル)で悟らせたり、カラー映像の特色を生かし、まだら色の椿等々、オリジナルに敬意を払いつつ現代らしさを出しています。
反面、黒澤が凝ったロングでの画面を多用していたのに比べ、本作はアップが多い。これもTV的であり現代的でもあります。本作での一番の注目ポイントは、やっぱり最後の果たし合いですかね。
オリジナルでは、両者が対峙したまま一歩も動かず、緊迫の時間が流れるなか、一瞬で勝負が決まり、血しぶきが噴水のようにドバッとあふれ出すという、度肝を抜かれるシーンでした。本作は、それなりに工夫はあり悪くはなかったです。もちろん、オリジナルほどの衝撃はありませんでしたが...。
三船敏郎は、その存在感・老獪さ・艶があった。織田裕二熱演だったし、悪くなかったと思いますが三船を意識しすぎたかも。
仲代達矢と豊川悦司は、不気味さと妖しさは互角。とってもよかったのが、黒幕の手下で拉致される侍役の佐々木蔵之助。飄々とした感じは現代的ではありますが、いい味わいを出していました。 他の役者たちもまずまずで、あとは好みの問題でしょう。
熱烈な黒澤ファン、三船ファンの中には、オリジナルに対する侮辱だとまで言っている人があるようですが、オリジナルに対する愛情も感じられたし、私はそれほど悪いリメイクではなかったと思います。
電話するねって、どこへ? 笑いました、 : バブルへGO!! タイムマシンはドラム式 スタンダード・エディション(DVD)
2008/3/31 emir1969ベスト40レビュアー
この映画、マイケル・J・フォックス主演「バック・トゥ・ザ・フューチャー(BTTF)」3部作からの引用がちりばめられたパロディ映画としては最高とおもう、阿部・広末父娘のこめかみをかく同じ仕草をはじめとしてBTTFからいくつ引用されているのか数えるだけでも楽しめます、大森一樹が「ゴジラVSキングギドラ」でやはりBTTFのパロディを実行しましたがここまで面白くはならなかったですからね、
もし現在もホイチョイにバブルの頃のような勢いがあれば、パート2では芹沢ファンドが大成功した暗黒世界編、パート3では明治・大正時代等に時間をさかのぼりすぎた時代劇編とBTTFそっくりの続編が作られたでしょうに、
万札でタクシーを釣るのは現実に行われたことですが、そこはホイチョイ・プロ、バブル時期に「あぶく銭」を手にした愚者たちが実行したとても本作には盛り込めないようなとことん醜い振る舞いは省略されており、できる限り上品な部分のみが再現されているのです、
現在の映画とすれば全部CGにしてしまってもいいようなシーンでもきちんとアクション撮影を実行するのがホイチョイ・プロの美点です、
タイムマシンが洗濯機、追跡は原付バイクで二人乗り、などなにか情けなさを感じさせるのも実はあの時代への郷愁の暗喩としては逆におもしろさを倍化させているような気もします、
現実的な問題としてはたして総量規制だけがバブル崩壊の原因なのかについてはもっと鑑賞者自身で考える必要ありです、
もし現在もホイチョイにバブルの頃のような勢いがあれば、パート2では芹沢ファンドが大成功した暗黒世界編、パート3では明治・大正時代等に時間をさかのぼりすぎた時代劇編とBTTFそっくりの続編が作られたでしょうに、
万札でタクシーを釣るのは現実に行われたことですが、そこはホイチョイ・プロ、バブル時期に「あぶく銭」を手にした愚者たちが実行したとても本作には盛り込めないようなとことん醜い振る舞いは省略されており、できる限り上品な部分のみが再現されているのです、
現在の映画とすれば全部CGにしてしまってもいいようなシーンでもきちんとアクション撮影を実行するのがホイチョイ・プロの美点です、
タイムマシンが洗濯機、追跡は原付バイクで二人乗り、などなにか情けなさを感じさせるのも実はあの時代への郷愁の暗喩としては逆におもしろさを倍化させているような気もします、
現実的な問題としてはたして総量規制だけがバブル崩壊の原因なのかについてはもっと鑑賞者自身で考える必要ありです、
安心して子供と見られる : 超劇場版ケロロ軍曹2 深海のプリンセスであります!通常版(DVD)

超劇場版ケロロ軍曹2 深海のプリンセスであります!通常版(DVD)
渡辺久美子.小桜エツ子.中田譲治.子安武人.草尾毅.川上とも子.斎藤千和.桑島法子.辻希美.藤原啓治,
発売日:2007/09/28
2008/3/26 モリノーク・マサーンベスト74レビュアー
むちゃくちゃな暴力シーンをこれでもかと出す(だけの)アニメが多い中で、このシリーズは子供と安心して見られるところがまず良いですね。お話の出来は玉石混淆ですが、きちんと作られた話については大人でもしっかり楽しめます。今作はあっさり短めだった劇場版1とは異なり、なかなかのボリュームですけれども、後半に予想外の盛り上がりを見せてくれますし、普通に作るとシリアス一色になりがちなところを絶妙に茶化すケロロのキャラの使い方が巧妙で素晴らしいです。
おまけのCGアニメはまあ、おまけということで・・・・。
おまけのCGアニメはまあ、おまけということで・・・・。
おもしろい映画でした。 : 鳶がクルリと(DVD)
2008/2/16 汐菱Qベスト84レビュアー
乳幼児向けの商品・サービスを提供する企業『G&B社』の企画開発課に勤めるエリートOLの中野貴奈子(観月ありさ)は、タイムリミット2週間後、鳶職人を使わなければ完成できないという、新ビル立ち上げのプロジェクトの担当者に抜擢される。
鳶とは、命をかける仕事。もちろん、命綱など、安全対策もしているでしょうが、高い所が苦手な僕には、とてもできない仕事です。
若いおネェちゃんがビジネスライクに頼みに行っても、そこは職人の世界、引き受けてはくれない。
さあ、貴奈子は鳶職人たちを説得し、仕事を成功させることができるのでしょうか?
なんて言っても、この種のコメディ映画では、成功することは当然の結果として見えている訳で、楽しみの主眼は、そこに至るまでの道程。
容姿端麗スタイル抜群才色兼備のキャリアウーマンでありながらも、少し天然振りも見せる観月ありさ演じる貴奈子と、義理と人情の世界に生きる塩見省三、哀川翔、宇津井健らが演じる頑固一徹のとび職人たちが、どうやって一緒に仕事をするようになるのかが、最大の見所で、そこは無難にまとめられている。
基本的にはコメディで、楽しめる内容です。ただ、ワイヤーアクションもいいのですが、少しそのワイヤーアクションは余分じゃない? と思えるシーンもありました。
また、本当のとび職の世界は知らないのですが、この映画のとび職人たちは、いくぶん記号化され過ぎているようなきらいもありました。
舞台は、東京の下町。自分自身、散歩などで通ったことのある場所がロケに使われていたりして、私には親しみが感じられる映画でした。
塩見省三らの鳶集団の名前は『日本晴れ』。観れば心も日本晴れ、てな感じの映画です。
鳶とは、命をかける仕事。もちろん、命綱など、安全対策もしているでしょうが、高い所が苦手な僕には、とてもできない仕事です。
若いおネェちゃんがビジネスライクに頼みに行っても、そこは職人の世界、引き受けてはくれない。
さあ、貴奈子は鳶職人たちを説得し、仕事を成功させることができるのでしょうか?
なんて言っても、この種のコメディ映画では、成功することは当然の結果として見えている訳で、楽しみの主眼は、そこに至るまでの道程。
容姿端麗スタイル抜群才色兼備のキャリアウーマンでありながらも、少し天然振りも見せる観月ありさ演じる貴奈子と、義理と人情の世界に生きる塩見省三、哀川翔、宇津井健らが演じる頑固一徹のとび職人たちが、どうやって一緒に仕事をするようになるのかが、最大の見所で、そこは無難にまとめられている。
基本的にはコメディで、楽しめる内容です。ただ、ワイヤーアクションもいいのですが、少しそのワイヤーアクションは余分じゃない? と思えるシーンもありました。
また、本当のとび職の世界は知らないのですが、この映画のとび職人たちは、いくぶん記号化され過ぎているようなきらいもありました。
舞台は、東京の下町。自分自身、散歩などで通ったことのある場所がロケに使われていたりして、私には親しみが感じられる映画でした。
塩見省三らの鳶集団の名前は『日本晴れ』。観れば心も日本晴れ、てな感じの映画です。
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