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Amazonの達人100名がナットクした、良いものだけを厳選紹介。

ジャズ・フュージョン

ジャズの王道、都会的センス : Like Someone In Love(ミュージック)

Like Someone In Love
Like Someone In Love(ミュージック)

南博 Trio,
発売日:2008/04/23

2008/6/19 ファイブスポットベスト59レビュアー

5点

イースト・ワークスといえば、綾戸智絵を除いて、ちょっと難解で、メインストリームから外れた感じがしていたが、そのレーベルから南博のスタンダード集が出た。マイ・フーリッシュ・ハート、ミステリオーソなど、それぞれ、エヴァンス、モンクの印象が強すぎる曲をどのように料理するのか?装飾的な音や、オリジナルの印象を薄めようと、やたら難解なアレンジか?と思って聴くと、みごと外れた。音数は少なく、しかし、ぎりぎりの南博的音を出す。まさに都会の粋。実力、天分がなければ、こうはいかない。独自の世界を構築する自信あればこその曲選び。「カクテル・ピアノ的ポピュリズム?」の風潮におもねらず、しかし、ジャズの王道を行く一枚(松本敏之)
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タイトルはクサいが、中身は聴かせるぞ!! : 純~21歳の出会い~ヘイリー・ミーツ・ジャパニーズ・ソングス-デラックス・エディション(初回限定盤)(ミュージック)

2008/6/14 hide-bonベスト65レビュアー

4点

今や音楽業界の中で、ひとつのジャンルとして確立された感のあるカバー・アルバム。さすがに、食傷気味の気もするが、かつて「アメイジング・グレイス」でブレイクしたヘイリーが、キラ星の如く輝く日本のシンガーたちの名曲の数々を英詩で歌っているのに興味を覚えたのと、やはり本田美奈子とのコラボが聴きたくて購入した。
収録されているのは、「アメイジング・グレイス」と10のカバー曲。もともと、美しく透き通るようなソプラノ・ヴォイスだけに、「ハナミズキ」や「雪の華」、「千の風になって」は見事に填まる。「翼をください」や「卒業写真」は、赤い鳥やハイ・ファイ・セットのリード・ヴォーカルとして、かってこの曲を歌っていた山本潤子の歌声がちょっと甦ってくるし、「白い色は恋人の色」にいたっては、オリジナルのベッティ&クリスより日本語のイントネーションが上手いし、実に懐かしい。
そして、英詩について触れると、これが意外なほど違和感がない。オリジナルの楽曲たちがどれも繊細で情感的な日本語の機微を生かした味わい深い歌詞なんだけど、英詩は敢えて意訳に走らず、原語の言葉尻を残している。中学の英語の教材にも使えそうな明瞭さで好感を持った。
夭折した記憶も新しい本田美奈子とのハーモニーは、暫し時間が静止してしまったような感覚に捉われ、安寧と静寂の世界に誘ってくれる。ヘイリーの歌唱力の素晴らしさはもちろん、併せて、若くして散ってしまった本田の才能を惜しまずにはいられない。
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K2HD(K2 High Definition)マスタリングされたオールタイム・ベスト : アルティメイト・ベスト(ミュージック)

アルティメイト・ベスト
アルティメイト・ベスト(ミュージック)

シャカタク,アンディ・ロス,アル・ジャロウ,
発売日:2008/06/04

2008/6/12 ゴルゴ十三ベスト67レビュアー

5点

デビュー作(1981)から最新作(2007)まで網羅したオールタイム・ベスト(日本独自企画盤)。日本でよく耳にする代表曲は ほぼ網羅していて、Shakatak初心者にもオススメできます。「グレイテスト・ヒッツ」とは違い、フルバージョンを収録。音質も”グ〜!”(親指をグッと突き出します(笑))

Disc.1
1.NIGHT BIRDS, 2.INVITATIONS, 3.CLIMBING HIGH, 4.DREAMTIME, 5.PARADISE, 6.SEA DREAMIN', 7.LOVELY DAY, 8.CITY RHYTHM, 9.DEJA VU (TO THE WIND), 10.NOTHING BUT A DREAM, 11.STREETWALKIN', 12.GOLDEN WINGS, 13.DARK IS THE NIGHT, 14.LIVIN' IN THE UK, 15.BRAZILIAN LOVE AFFAIR, 16.ONE DAY AT A TIME

Disc.2
1.LET'S START OVER AGAIN, 2.SUNSHINE, 3.CATWALK, 4.ALL BECAUSE OF YOU, 5.WITHOUT YOU, 6.NIGHT MOVES, 7.DAY BY DAY (DUET WITH AL JARREAU), 8.SUMMER OF LOVE, 9.JAZZ CREEPIN', 10.STEVELAND, 11.LOW DOWN, 12.EASIER SAID THAN DONE, 13.BEAUTIFUL DAY, 14.DOWN ON THE STREET, 15. THE NIGHT AIN'T OVER YET, 16.ONE FOR THE BOYZ, 17.MR.MANIC & SISTER COOL, 18.PARADISE GARDEN
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未来に向けて羽ばたく音楽。本当にかっこいいです : 生と死の幻想(ミュージック)

生と死の幻想
生と死の幻想(ミュージック)

キース・ジャレット,
発売日:2003/04/23

2008/6/9 ベスト78レビュアー

5点

◆第1曲:生と死の幻想(22:52)・・・・・・冒頭、ジャングルあるいは砂漠の大自然の中に、突然たたずんでいる気分に駆られるパーカッシブな音楽。エキゾチックで虚無的なムードに、まず、魅了されました。デューイ・レッドマンが奏でるテナー・サックスの気だるげで、ムーディーなサウンドがいいですね。
 そして、19分15秒あたりからはじまる、ピアノとサックス、ドラムスの三位一体、ギアチェンジした音楽が徐々にヒートアップしてラストへとなだれ込んでいくあたり、本当にかっこよくて、ぞくぞくしました。

◆第2曲:祈り(10:12)・・・・・・静けさの中に、豊かな音楽の芽吹き、新しい未来への予感のようなものを感じる曲。4分9秒からのキース・ジャレットのピアノに、どきどきしました。

◆第3曲:グレイト・バード(8:45)・・・・・・デューイ・レッドマンのテナー・サックスが、パーカッシブなサウンドにすっと溶け込んでいくところ。いいですねぇ。惚れ惚れしました。

 1974年10月9日と10日、ニューヨークでの録音。
 奇跡のように美しいキース・ジャレットの即興演奏『ケルン・コンサート』が生まれるのは、この録音の3ヶ月後です。
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日本の名歌 次世代へ歌い継ぐもの : ベスト・オブ・ベスト/日本の名歌(ミュージック)

ベスト・オブ・ベスト/日本の名歌
ベスト・オブ・ベスト/日本の名歌(ミュージック)

オムニバス(クラシック),松本美和子,中沢桂,中村邦子,立川清登,伊藤京子,木村宏子,三原剛,中村健,永田峰雄,斎藤昌子,
発売日:2006/09/21

2008/6/7 sasabonベスト9レビュアー

5点

瀧廉太郎作曲の「荒城の月」「花」「箱根八里」、山田耕筰作曲の「この道」「からたちの花」など日本の古典的歌曲を始め、珠玉の作品を集めたと言える歌曲集です。この4枚組に収められた115曲は、後世に歌い継いで欲しい曲が沢山含まれていました。懐かしの小学唱歌や童謡も多く含まれていますので、幅広い年代に愛される企画だと思いました。

収録されている声楽家も素晴らしいメンバーでした。立川清登、伊藤京子、中沢桂、松本美和子、澤畑恵美、中村邦子、木村宏子、中村健、永田峰雄、斎藤昌子、吉田浩之、本宮寛子、そして関西を中心に活躍しながら、今や全国的な活動を広げている三原剛、畑儀文、そして日本の声楽界における重鎮・畑中良輔の「沙羅」の名唱を聞くことができます。ここに収録された何人かの声楽家の声を聴きましたが、CDとして聞くとそれぞれの発声法における個性の違いが結構分かり、新たな発見がありました。

録音年代が書かれていません。結構幅広い年代にまたがっているとは思いますが、聴感上の支障はなかったですね。ピアノ伴奏は、声楽、合唱伴奏に多くの録音を残している三浦洋一、浅井道子によるものが大半ですが、他に青島広志、塚田佳男、藤井孝子という名も見えますので、安定した音楽が展開されています。

これらの録音の貴重さは、何人かの方がすでに鬼籍に入られていることから日本の声楽家の歩みという点から見ても歴史的な価値を見出します。

全曲とも解説が書かれていますし、小山晃氏による声楽家の紹介も詳しいものでした。ただ出来れば伴奏のピアニストの紹介があっても良かったかな、と愛好家の一人として思います。
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ゲイリームーアとドンエイリーの相性がとにかく抜群・・・発掘音源最高!! : Strange New Flesh(ミュージック)

Strange New Flesh
Strange New Flesh(ミュージック)

Colosseum II,
発売日:2005/10/11

2008/5/17 TOSHI-QOOベスト21レビュアー

5点

2005年リリース。1976年リリースのファーストに、発掘音源を加えた特別仕様盤・・・国内で紙ジャケ仕様もリリースされましたが(考えてみりゃ凄い!)、値段を考えれば十分満足いくフォーマットです。メンバーは、ジョンハイズマン(Dr)・ゲイリームーア(G)・ドンエイリー(Key)・ニールマーレイ(B)・マイクスターズ(Vo)・・・このファーストのみ専任ボーカリストがいるので、他2枚のインスト主体の内容とは趣が違います。このアルバムは、私にゲイリームーアの存在を初めて教えてくれた重要な1枚で、とにかく大好きです!!いまじゃ考えられない勢い溢れるジャズロックなゲイリームーアのプレイは、最高です・・・ドンエイリー(このバンドでのアルバム全部!)のプレイは、コラシアム2の時が最高ではないでしょうか(この二人の掛け合いのなんとスリリングな事か!)。発掘音源の方も、これまた素晴らしい内容・・・ブート(ライブ)でしか聴いた事のなかった「サイレンソング」のスタジオバージョンなんてのは、そりゃもう大感激でした(カッコいい!!)。DISC2のラスト3曲(BBC音源)を聴くと、その演奏レベルの高さが良くわかります・・・1976年ですよ、この演奏!!2の5〜7の楽曲は内容的に、ニールマーレイのベースではなくジョンモール(セカンドから)加入後のデモだと思うのですが・・・どうなんでしょ?デイヴクレムソン→アランホールズワース→オリーハルソール→ゲイリームーアと、素晴らしいギタリストと組んできたジョンハイズマンって本当凄いと思いますね・・・オジーオズボーンか(笑)!!メンツに反応した方は、後悔しないうちに購入すべき素晴らしいフォーマットです。
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格別、ソニー・クラークのピアノがいけてる一枚 : キャンディ(ミュージック)

キャンディ
キャンディ(ミュージック)

リー・モーガン,
発売日:2004/06/09

2008/5/15 ベスト78レビュアー

5点

 大好きな映画、若きロバート・デ・ニーロの『タクシー・ドライバー』のオープニング・クレジットを思わせる、ブルージィなムードに惹かれた『シンス・アイ・フェル・フォー・ユー』。
 リー・モーガンのトランペットとともに、ソニー・クラークの軽快なピアノが魅力的。ハイ・テンポの高速感に胸が弾む『C.T.A.』。
 リー・モーガン、ソニー・クラーク、ふたりの演奏が堪能できることでは、次の『オール・ザ・ウェイ』も素晴らしい。とりわけ、ソニー・クラークのムーディーなピアノ・ソロにわくわくしました。
 録音当時、19歳だったリー・モーガンのトランペットが満喫できるのが、ラストの『パーソナリティ』。茶目っ気たっぷりのトランペットのアドリブが、実にかっこいい。

 この日本盤CDでは、ライナー・ノートの土倉 明の文章(1998年7月発売のCDより転載)も読みごたえ、ありました。その文章のラストから引用させていただきます。
 <この『キャンディ』というアルバムは、なんの余計な飾りも演出もなく、ただ無心にトランペットを吹くモーガンの横顔をさりげないタッチでとらえた一葉のポートレートのようだ。シンプルであるがゆえの静かな奥深さ。>

 トラック2と6が、1957年11月18日の録音。トラック1、3、4&5の4曲が、翌1958年2月2日の録音。

 リー・モーガンのトランペットのかっちょよさもさることながら、格別、ソニー・クラークのピアノがいけてる一枚。全体の演奏時間は36分21秒と短いけれど、1曲1曲の出来映えがよく、聴けばいつもごきげんな気分になれるCDです。
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くるくると変転する万華鏡のような11の小品集 : Staircase(ミュージック)

Staircase
Staircase(ミュージック)

Keith Jarrett,
発売日:2000/05/09

2008/5/9 ベスト78レビュアー

4点

 珠玉の宝石の如き名盤『ケルン・コンサート』からおよそ一年半後に録音された、キース・ジャレットの、同じくソロ・ピアノのアルバム。1976年5月、パリのDavout Studioでの録音。
 「階段(STAIRCASE)」「砂時計(HOURGLASS)」「日時計(SUNDIAL)」「砂(SAND)」の4部、11の曲から構成されています。付けたタイトルに明確な理由があるようには思われず、『11の組曲で出来たピアノ小品集』といったアルバムでした。

 天空から雨が降り注ぎ、見えない手のひらから無数の砂がこぼれ落ちるような「階段」のPart2(6:57)。
 水滴が跳ね、はじけ、旋回する感じの「砂時計」のPart2(14:03)。
 ぺかぺかと明滅する鉱石を思わせるピアノの響きがした「日時計」のPart1(8:57)。
 殊に、透きとおった抒情と静けさを湛えて煌めいていたトラック5、「砂時計」のPart2の音楽に魅せられましたね。

 くるくると変転する万華鏡のような趣、と言ってもいいかなあ。
 あまりの美しさにくらくらっとなった『ケルン・コンサート』ほどのインパクトはなかったけれど、粒の大きさも種類もさまざまな宝石を集めたら、こんな素敵な小品集が出来上がりました、みたいな一枚。74分27秒。キース・ジャレットの小宇宙。
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『ペインテッド・フロム・メモリー』とは別物と思ったほうがよい : The Sweetest Punch: Songs Of Elvis Costello And Burt Bacharach(ミュージック)

2008/3/23 ペニーレインベスト29レビュアー

4点

裏ジャケットの英語には「『スウィーテスト・パンチ』は、1988年のマーキュリーのアルバム『ペインテッド・フロム・メモリー』のためにエルヴィス・コステロとバート・バカラックとが作曲したすべての歌をビル・フリゼールが新しくインストゥルメンタルにアレンジし直したものをフィーチャーしている」とあるように、このアルバムは、基本的には、ビル・フリゼールによるジャズ・フュージョンのインストゥルメンタルのアルバムです。つまり、『ペインテッド〜』でコステロとバカラックとがドラマティックなジャズでぼくらに与えてくれたのと同じ感動をこのアルバムに求めてもだめです。以前、“Deep Dead Blue, Live at Meltdown”でコステロがビル・フリゼールといっしょに仕事をしたときも、コステロ作品としてはかなり異様な感じになりました。『ペインテッド・フロム・メモリー』のファンはあまり過大な期待を寄せないでください。
しかし、そのなかでも、トラック2、10ではコステロが、トラック5、10ではカサンドラ・ウィルソンが歌ってくれています。
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サンバを現代化したブラジル音楽 : Samba Meu(ミュージック)

Samba Meu
Samba Meu(ミュージック)

Maria Rita,
発売日:2007/10/22

2008/3/16 ペニーレインベスト29レビュアー

5点

ぼくはサンバをほとんど聴かないので、よくわからないのですが、ボサ・ノヴァなどを取り入れながら、サンバを現代化するブラジル音楽のニュー・スタンダードだ、と思いました。前作でグラミーを受賞したことが示すように、歌唱も演奏もすばらしいです。マリア・ヒタは、ブラジルを代表する歌手となることでしょう。
歌詞はブックレットに印刷されていますが、もちろんポルトガル語です。
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