J-POP
名曲誕生。相田みつをさんの詩に島谷ひとみさんの声。レゲエのオフ・ビートがこれだけ合うとは! : 雨の日には 雨の中を 風の日には 風の中を(ミュージック)
2008/6/24 生涯勉強。ベスト71レビュアー
相田みつをさんの詩は以前から大好きですのでいくつもレビューを書いてきましたが、まさか音楽で推薦出来る機会があるとは…考えてもおりませんでした。
深夜のテレビで「島谷ひとみさんが歌っている姿」が写りましたので相変わらず綺麗だな…と観ていたのですが、「あれっ?…とても歌詞に説得力があって素晴らしい…んっ??、だけどどこかで聞いた歌詞だなあ…おお!!」と驚いて新譜の検索をしてみました。
そして本日、東京は前日に店頭に並ぶCDショップが多いので購入してじっくりと聴いてみました。素晴らしいですね。
1)相田みつをさんの詩、独特の世界がきちんと表現されている素晴らしさ。
2)島谷ひとみさんの綺麗な声。歌唱力。歌詞をじっくり読み込んだのでしょう。説得力が見事に歌になっています。
3)そして、極めつけは作曲の素晴らしさ。そしてこの曲を敢えて「レゲエのオフ・ビート」にした事で詩も歌もメロディーも活き活きとマッチングしています。
既に着メロ、等の世界では先行して売れているという情報もCDショップから教えていただきました。
宇多田ヒカルさんの曲で僕は「メロディーが復活してきた」という内容のレビューをしました。ジェロさんのレビューでは「うたごころ」「歌唱力」の素晴らしさをレビューしました。が、今度は「メロディー」「歌唱力」に加えて「相田みつをさんの詩の素晴らしさを歌詞として歌で伝える」事の素晴らしさを聴く事が出来ました。
もちろん、島谷さんならではの明るい歌唱力、そしてレゲエを使ったアレンジの素晴らしさにも驚きです。お薦めします。しかし、相田みつをさんの詩には改めて深みを感じますね。
深夜のテレビで「島谷ひとみさんが歌っている姿」が写りましたので相変わらず綺麗だな…と観ていたのですが、「あれっ?…とても歌詞に説得力があって素晴らしい…んっ??、だけどどこかで聞いた歌詞だなあ…おお!!」と驚いて新譜の検索をしてみました。
そして本日、東京は前日に店頭に並ぶCDショップが多いので購入してじっくりと聴いてみました。素晴らしいですね。
1)相田みつをさんの詩、独特の世界がきちんと表現されている素晴らしさ。
2)島谷ひとみさんの綺麗な声。歌唱力。歌詞をじっくり読み込んだのでしょう。説得力が見事に歌になっています。
3)そして、極めつけは作曲の素晴らしさ。そしてこの曲を敢えて「レゲエのオフ・ビート」にした事で詩も歌もメロディーも活き活きとマッチングしています。
既に着メロ、等の世界では先行して売れているという情報もCDショップから教えていただきました。
宇多田ヒカルさんの曲で僕は「メロディーが復活してきた」という内容のレビューをしました。ジェロさんのレビューでは「うたごころ」「歌唱力」の素晴らしさをレビューしました。が、今度は「メロディー」「歌唱力」に加えて「相田みつをさんの詩の素晴らしさを歌詞として歌で伝える」事の素晴らしさを聴く事が出来ました。
もちろん、島谷さんならではの明るい歌唱力、そしてレゲエを使ったアレンジの素晴らしさにも驚きです。お薦めします。しかし、相田みつをさんの詩には改めて深みを感じますね。
静かな自然の中での研ぎ澄まされた孤独な感情 : 武満徹:MI・YO・TA(ミュージック)
2008/6/15 チェコもんが最高ですわな。ベスト101レビュアー
昔、NHKでドキュメンタリー番組があって、武満さんの奥さんがアルプスの山荘にギターの壮村さん、谷川俊太郎、小室等を集めて、武満さんの想い出を語るような番組がありました。20世紀の年寄りのわては、その山荘でギターで弾かれた
「森のなかで」と「MIYOTA」の静かな自然の中での研ぎ澄まされた孤独な感情、に心打たれました。
ほいでほれから、前者は鈴木大介氏の武満ギター作品集成というアルバムで愛聴して居るんですけども、「MIYOTA」の方は、これまた独特のエキゾチックな、怜悧ながら豊かな感じのする石川セリさんのお歌の方も、山荘での荘村さんのギター伴奏に負けず劣らず、根底にある冷めた、内向的な武満さんの心情描写がよう表現されとる。武満さんが音楽ジャンルにエエ、悪いはない、といわれとったのが分かる録音。
シャンソン風で、武満さんには珍しく濃密な感じのする「燃える秋」、限りなき自由を歌った伸びやかさが心地よい「翼」「小さな空」は作詞も武満さんがやられとる。ベートーヴェンやマーラーが歌曲の歌詞の一部を捕作したのに通じますわな。
「死んだ男の残したものは」、は歌詞の社会性が鋭く、現代にも通ずる。できればエエ再生装置で聴いていただきたいミニアルバムですわな
「森のなかで」と「MIYOTA」の静かな自然の中での研ぎ澄まされた孤独な感情、に心打たれました。
ほいでほれから、前者は鈴木大介氏の武満ギター作品集成というアルバムで愛聴して居るんですけども、「MIYOTA」の方は、これまた独特のエキゾチックな、怜悧ながら豊かな感じのする石川セリさんのお歌の方も、山荘での荘村さんのギター伴奏に負けず劣らず、根底にある冷めた、内向的な武満さんの心情描写がよう表現されとる。武満さんが音楽ジャンルにエエ、悪いはない、といわれとったのが分かる録音。
シャンソン風で、武満さんには珍しく濃密な感じのする「燃える秋」、限りなき自由を歌った伸びやかさが心地よい「翼」「小さな空」は作詞も武満さんがやられとる。ベートーヴェンやマーラーが歌曲の歌詞の一部を捕作したのに通じますわな。
「死んだ男の残したものは」、は歌詞の社会性が鋭く、現代にも通ずる。できればエエ再生装置で聴いていただきたいミニアルバムですわな
スタ・レビのステキなハーモニー 入手し辛いようで残念ですが : CHARMING(ミュージック)
2008/6/7 sasabonベスト9レビュアー
1986年当時、ア・カペラという言葉は合唱愛好家にとって馴染みのあるものでしたが、一般の音楽ファンには縁遠いものでした。この『CHARMING』は8曲22分という短い収録ですが、実に魅力的なハーモニーを感じられるア・カペラを中心とした編集で、スターダスト・レビューのコーラスの実力を遺憾なく発揮したアルバムです。
メイン・ヴォーカルの根本要の中性的な声質を持ったリードも冴えています。何回繰り返し聴いても飽きない魅力溢れる声質です。スタ・レビが今日まで20年以上第一線のバンドとして活躍している理由の第一が根本要の音楽性にあると思っています。もっともそれを支えるメンバーの安定感にも驚かされますが。プロのミュージャンだからといって美しいハーモニーを奏でられるということがほとんどないのは様々なグループのアルバムを聞けば分かることです。この『CHARMING』を初めて聴いた時の驚きと感動は筆舌に尽くせぬほどで、今もその当時の新鮮な感覚で受けとめています。
どの曲もよく練られたアレンジで、坂本九の「上を向いて歩こう」のアレンジもユニークでいながら、原曲と不慮の事故で亡くなった坂本九へのリスペクトも感じられます。
松田聖子のヒット・ナンバー「Sweet Memories」も1950年代に流行ったドゥワップ・スタイルで歌われています。少し黒っぽいアレンジと伸びやかなハーモニーが原曲の魅力を損なうことなく鮮やかに歌われています。
「踊りあかそう(I Could Have Danced All Night)」「星に願いを(When You Wish Upon A Star)」「雨に歌えば(Singin’ In The Rain)」のようなスタンダード・ナンバーを聴けば、その実力振りが見事に伝わってきます。嬉しくなるような完成度だと思います。
メイン・ヴォーカルの根本要の中性的な声質を持ったリードも冴えています。何回繰り返し聴いても飽きない魅力溢れる声質です。スタ・レビが今日まで20年以上第一線のバンドとして活躍している理由の第一が根本要の音楽性にあると思っています。もっともそれを支えるメンバーの安定感にも驚かされますが。プロのミュージャンだからといって美しいハーモニーを奏でられるということがほとんどないのは様々なグループのアルバムを聞けば分かることです。この『CHARMING』を初めて聴いた時の驚きと感動は筆舌に尽くせぬほどで、今もその当時の新鮮な感覚で受けとめています。
どの曲もよく練られたアレンジで、坂本九の「上を向いて歩こう」のアレンジもユニークでいながら、原曲と不慮の事故で亡くなった坂本九へのリスペクトも感じられます。
松田聖子のヒット・ナンバー「Sweet Memories」も1950年代に流行ったドゥワップ・スタイルで歌われています。少し黒っぽいアレンジと伸びやかなハーモニーが原曲の魅力を損なうことなく鮮やかに歌われています。
「踊りあかそう(I Could Have Danced All Night)」「星に願いを(When You Wish Upon A Star)」「雨に歌えば(Singin’ In The Rain)」のようなスタンダード・ナンバーを聴けば、その実力振りが見事に伝わってきます。嬉しくなるような完成度だと思います。
B'zの良さが濃縮された代表曲 : LOVE PHANTOM(ミュージック)
2008/6/4 うたずきベスト96レビュアー
アルバム『Loose』の季節というのはB’zの凄まじい楽曲の充実度を傍から見ていても感じました。特にこの妖艶な曲目は衝撃的で、松本氏のロックが持つ旋律美とタイトなダンスサウンドの下地とが驚異的な相乗効果を発揮し、加速する稲葉氏の官能的な歌唱力は息が出来なくなるようなエクスタシーを充満させています。歌詞は主人公の中に巣くった女性の幻影に悶える衝動なのですが、当に激しい情事そのもののようなエネルギーとスピード感の曲ですね。これはB’zでしか表せない構成と演奏技術を堪能する音楽だと思います。
ホラー映画のような緊張感のある冒頭は、叙情的な泣きのストリングスに変り、その後不穏なピアノのリフレインが緊張を煽ると、ギターの閃光と共に闇に浮かぶ城門が開くようなこのイントロ。非常に劇画的でハードロックのひとつの魅せ方を知っているB’zならではの拘りがこもっています。またこの曲構造は非常に緻密でAメロもただ旋律を飛ばすだけでなく、細かいところで松本氏のギターがアクセントの違いを作ると、稲葉氏は高速のラップをみせ、サビの連続投下も一つとして同じ効用の箇所はなく、一気に、ひたすら頂点へ上り詰めます。どの瞬間も、間奏でさえも緊張の糸が解ける瞬間がなく、どこを切っても聴き所という中身の濃い4分39秒です。
ホラー映画のような緊張感のある冒頭は、叙情的な泣きのストリングスに変り、その後不穏なピアノのリフレインが緊張を煽ると、ギターの閃光と共に闇に浮かぶ城門が開くようなこのイントロ。非常に劇画的でハードロックのひとつの魅せ方を知っているB’zならではの拘りがこもっています。またこの曲構造は非常に緻密でAメロもただ旋律を飛ばすだけでなく、細かいところで松本氏のギターがアクセントの違いを作ると、稲葉氏は高速のラップをみせ、サビの連続投下も一つとして同じ効用の箇所はなく、一気に、ひたすら頂点へ上り詰めます。どの瞬間も、間奏でさえも緊張の糸が解ける瞬間がなく、どこを切っても聴き所という中身の濃い4分39秒です。
待望のBESTアルバム : ベストアルバム(DVD付)(ミュージック)
2008/5/29 fumi_oベスト69レビュアー
音楽業界がBESTが乱発している中で「6年ぶりのBEST」というのは本当にタイミングを待っていたのだろう。
普段のシングルもアルバムも乱発せずじっくり創っている姿勢は凄く良いと想うし、前作のBESTと曲が被っていないのも良い。
普段のシングルもアルバムも乱発せずじっくり創っている姿勢は凄く良いと想うし、前作のBESTと曲が被っていないのも良い。
ドライブで聴きます! : Perfume~Complete Best~(DVD付)(ミュージック)
2008/5/28 魅油亜紀嵯麻羽ベスト64レビュアー
「ポリリズム」以前、つまり彼女たちがブレイクする前までの軌跡を集めたベストな一枚!
これが実に素晴らしい曲のオンパレードで、正直驚きました。
「ビタミンドロップ」はインディーズ時代の作品なので、PVを観ても三人とも、まだ子供ですね。
それが「コンピューターシティ」辺りになると、素適な女性に変身しています。(PVで確認)
個人的にはLIVEでも盛り上がる「Perfume」が一番好きです!
プロデューサーの中田ヤスタカ氏が全編に渡って、最高の音楽を提供してくれてます。
2ndの「GAME」も良いアルバムですが、この1stも全然負けてないと思います。
この夏のドライブに、外せない一枚です!
これが実に素晴らしい曲のオンパレードで、正直驚きました。
「ビタミンドロップ」はインディーズ時代の作品なので、PVを観ても三人とも、まだ子供ですね。
それが「コンピューターシティ」辺りになると、素適な女性に変身しています。(PVで確認)
個人的にはLIVEでも盛り上がる「Perfume」が一番好きです!
プロデューサーの中田ヤスタカ氏が全編に渡って、最高の音楽を提供してくれてます。
2ndの「GAME」も良いアルバムですが、この1stも全然負けてないと思います。
この夏のドライブに、外せない一枚です!
このCDを取り巻く状況って一体・・・このまま埋もれてしまうのか? : OVEREXPOSURE(ミュージック)
2008/5/19 TOSHI-QOOベスト21レビュアー
2007年リリースのセカンドアルバム。メンバーは、難波弘之(Key)・和田アキラ(G)・永井敏巳(B)・長谷川浩二(Dr)・・・このメンツを見てピンと来た方は、購入すべき1枚。内容としては、前作よりプログレ色が強くなったプログレッシヴハードフュージョンかな(笑)。さてこのCDは、RLCG−0003・コズミックバランスという所からのリリースです。発売と同時に購入しようと思ったら、「品切れ」「入手困難」果ては「製造中止?」てな情報ばかり・・・「本当にリリースされたの?」というのが、正直な所でした。ここ数ヶ月こまめにいろんなCD SHOPのHPをチェックしていたら、偶然手持ちのところがあり(定価で)入手出来ました・・・。このわけのわからない状況を、発売元は是非打開して頂きたい・・・バンドの熱演が、無駄になってしまいます!聴きたい人は、たくさんいますよ!!
1曲目冒頭のギターソロでもうやられてしまいそう : HEART(ミュージック)
2008/5/19 うたずきベスト96レビュアー
プロデューサーにAndrew GoldとGeorge McFarlaneを迎え、非常に洗練されたクールな音たちに、矢沢氏がその都度求める音楽エッセンスの拘りを感じますね。何かダンディズムのニヒルな要素がそのまま音として表れてゆく作品です。例えば3での内省的に泣かせる情感表現が素晴らしいギターソロや、一方ジャジーな5での静かなる哀愁を醸すように坦々と刻むリズムセクション等、どれも男の不器用な心模様を絶妙に滲ませてきますし、いいアルバムなんです。
GeorgeはLONDON PROJECTを担当し1「涙が…涙が」、3「もう戻れない」、4「闇の中のハリケーン」、9「ハートエイクシティ」、11「この海に」を収録。やはりギターのインタープレイなどAORなロックが聴き所になり、全体のファンクさをアダルトに仕上げてゆきます。4のアグレッシヴなシンセもいいですね。
AndlewはL.A.PROJECTを担い、2「バット・ノー」、5「東京」6「心花よ」7「ランブリング・ローズ」8「黄昏に捨てて」10「魅惑のメイク」を収録。ソウル/ジャズのアプローチが琥珀色に輝く一方、7や10のロックでは、日本人離れした非常にラフでタイトなテイストにより海外での音作り効果がよく楽しめる箇所です。
「東京」は日テレ『はだかの刑事』主題歌で、当時としては珍しいTVCMも流したシングルでした。さすが松井五郎、矢沢氏の趣旨を十二分に慮った男の背中を描いてきます。このテイストはASKAや玉置浩二との作品とはだいぶ違う側面ですね。また矢沢氏の旋律、歌も非常に甘美。特に歌は「黄昏に捨てて」の透明なアレンジにも調和する円やかさを今作では見せており、情熱とメロウさのバランスが絶妙ですので、熱さだけでは決してないシンガー矢沢永吉の素晴らしさを堪能しました。
最後に言葉数少ない大津氏の11は今作の哀愁を物語るに相応しい締めくくりですね。
GeorgeはLONDON PROJECTを担当し1「涙が…涙が」、3「もう戻れない」、4「闇の中のハリケーン」、9「ハートエイクシティ」、11「この海に」を収録。やはりギターのインタープレイなどAORなロックが聴き所になり、全体のファンクさをアダルトに仕上げてゆきます。4のアグレッシヴなシンセもいいですね。
AndlewはL.A.PROJECTを担い、2「バット・ノー」、5「東京」6「心花よ」7「ランブリング・ローズ」8「黄昏に捨てて」10「魅惑のメイク」を収録。ソウル/ジャズのアプローチが琥珀色に輝く一方、7や10のロックでは、日本人離れした非常にラフでタイトなテイストにより海外での音作り効果がよく楽しめる箇所です。
「東京」は日テレ『はだかの刑事』主題歌で、当時としては珍しいTVCMも流したシングルでした。さすが松井五郎、矢沢氏の趣旨を十二分に慮った男の背中を描いてきます。このテイストはASKAや玉置浩二との作品とはだいぶ違う側面ですね。また矢沢氏の旋律、歌も非常に甘美。特に歌は「黄昏に捨てて」の透明なアレンジにも調和する円やかさを今作では見せており、情熱とメロウさのバランスが絶妙ですので、熱さだけでは決してないシンガー矢沢永吉の素晴らしさを堪能しました。
最後に言葉数少ない大津氏の11は今作の哀愁を物語るに相応しい締めくくりですね。
Positions of life (remind live track) : 種(ミュージック)
2008/5/17 うたずきベスト96レビュアー
アルバム『remind』の最後を飾る名曲「Positions of life」のライヴ・バージョンが聴き所ですね。彼の全てを投げ打つように、この精神性の深い一曲を全力で叫び表現する徳永英明がいます。魂をこめフォルテシモで張り上げる男の声は、歌うごとにボロボロになってゆきます。どんどん声は掠れてゆき、喉が潰れ、音などどうしようもなくなります。しかし腹の底から伝えたい想い全てを吐き出しながらも全身を雄雄しく鳴らし、そして筋肉が許す最後の一瞬まで声を絞り出し、この曲の希望ただ一点をぶれずに見つめる姿は神々しくすらありました。曲主題が昇華されたように響き渡る最後のロングトーンは感動的です。
この、今にも倒れて廃人にならんばかりの鬼気迫る肉体と魂の高み。これが徳永英明の本当の音楽表現・パワーです。『VOCALIST』の歌い方で見せた綺麗さや繊細さなど彼の表層的な面に過ぎないのです。そして、ヘヴィな詞を重く歌うだけではただの暗いシンガー。それを跳ね飛ばし、その詞の中から突き抜ける勇気を、力を与えるシンガーこそ徳永英明だと、証明するような貴重な音源でした。
この、今にも倒れて廃人にならんばかりの鬼気迫る肉体と魂の高み。これが徳永英明の本当の音楽表現・パワーです。『VOCALIST』の歌い方で見せた綺麗さや繊細さなど彼の表層的な面に過ぎないのです。そして、ヘヴィな詞を重く歌うだけではただの暗いシンガー。それを跳ね飛ばし、その詞の中から突き抜ける勇気を、力を与えるシンガーこそ徳永英明だと、証明するような貴重な音源でした。
このデザインはとにかく大好きで、物欲炸裂・・・Lと言っても、でかいです(笑)。 : Symbols(Tシャツ)(ブラック)(Lサイズ)(HWZCS-05343)(ミュージック)
2008/5/16 TOSHI-QOOベスト21レビュアー
このTシャツは、とにかくデザインが大好き・・・バックプリントがあるのも、最高ですね。地方都市に(仙台までは、その昔来たけど)来る事はまずないバンドなので、通販(ネット)等は本当に助かります(笑)!「オクタヴァリウム」のアルバムジャケデザインなんてのは、是非Tシャツにしてもらいたいものですね・・・ワールドトレードのファーストでもいいです(笑、同じ作者だもんなあ!)
初期の歌詞特有の胸の痛み : TO BE(ミュージック)
2008/5/16 うたずきベスト96レビュアー
タイトルはあの「To be, or not to be」(「生きるべきか死ぬべきか」)という有名なシェークスピア『ハムレット』の台詞から来ているそうですが、詞でのヒロインは当に「be」、自分の存在理由をテーマに歌います。自分の存在価値に対する、若く胸を焼くような葛藤の感情を下地に敷き、その答えをヒロインは“君”に見い出し物語を描き始めています。
今作はこころの闇を描いてきた浜崎あゆみが、それ故に女性達から高く支持されてきた代表的な一曲です。ヒロインの孤独像、そして喪失感は深くリスナーのこころに繋がってゆくでしょう。
前半は“君”のおかげで居場所をみつけアイデンティティーを実感してきたことが綴られ、後半では時の経過が表現に入ります。この時、ようやくこの詞の核心が姿を表し始め、何故「To be」なのか、意味が通い始めてゆくのです。シンプルな歌ですが、非常によく構成されていますね。こうした点が浜崎あゆみが只のポップアイコンで終わらない所以だと思います。
今作はこころの闇を描いてきた浜崎あゆみが、それ故に女性達から高く支持されてきた代表的な一曲です。ヒロインの孤独像、そして喪失感は深くリスナーのこころに繋がってゆくでしょう。
前半は“君”のおかげで居場所をみつけアイデンティティーを実感してきたことが綴られ、後半では時の経過が表現に入ります。この時、ようやくこの詞の核心が姿を表し始め、何故「To be」なのか、意味が通い始めてゆくのです。シンプルな歌ですが、非常によく構成されていますね。こうした点が浜崎あゆみが只のポップアイコンで終わらない所以だと思います。
さすがあやや!しかし... : きずな(ミュージック)
2008/5/15 名探偵キボンベスト75レビュアー
本当に久しぶりの新曲。ここしばらくはアダルト向けな楽曲。いわゆる脱アイドル曲が続いたため、ここで夏に向けて明るい曲を!
と思いきや、またもや脱アイドル曲....まぁ、歌唱力は抜群だし、曲そのものも大人が聞けば歌詞の意味が理解できるので、それはいいけど。彼女まだ22歳でしょ?
本人がやりたくない(?)アイドルを無理にやることはないけど、あややには絶対明るいノリの良い曲が似合ってると思うけどな。
このバラード調な曲は5曲に1曲でいいよ。モー娘。も「リゾナントブルー」でイメチェンを図ってるから、次回作では「おっ!こんどのあやや格好いいじゃん!」と思える展開を期待したい。
と思いきや、またもや脱アイドル曲....まぁ、歌唱力は抜群だし、曲そのものも大人が聞けば歌詞の意味が理解できるので、それはいいけど。彼女まだ22歳でしょ?
本人がやりたくない(?)アイドルを無理にやることはないけど、あややには絶対明るいノリの良い曲が似合ってると思うけどな。
このバラード調な曲は5曲に1曲でいいよ。モー娘。も「リゾナントブルー」でイメチェンを図ってるから、次回作では「おっ!こんどのあやや格好いいじゃん!」と思える展開を期待したい。
コブクロ : ALL SINGLES BEST (通常盤)(ミュージック)
2008/4/28 うたずきベスト96レビュアー
誠実な音楽なんですよね。どの曲も。斜に構えず真剣に事象を見つめる視線は愚直なまでの真心を旨とし、優しさだけじゃなく鼓舞する力を湛え、それを本当に届けようとする姿勢に嫌味はなく自然に想いが伝わってきます。
今作でここまで徹底的にそんな曲達が並んでいるのを聴くと、よく巷に氾濫する耳触りのいい言葉を羅列した歌詞と違う点は、そういう誠実さを表現する上でのバックボーンや意気込み、むしろ気迫のような気がします。それを音楽の中心にどしんと据えている腹の据わり方。これは彼らの人間性にも繋がるのかもしれないとすら思いました。
歌詞の真心もそうですが、音のつくり方にもそういうものを感じました。例えば、「永遠にともに」の有名なサビ。結婚式二次会で歌うことになり今作だけでなく楽譜も買ってこの曲と向かい合い、みえてきたのは3度の和音でずっとランデブしてゆく音符達が、まるで苦難を共に乗り越えてゆく夫婦の絆のようだということ。そんな、この音が鳴らされる理由についてみても小渕氏の誠実な音楽性をみます。
更に両氏の歌声も非常に魅力です。細かな音程の上下を明るくキープする歌い方や、音とことばの関係の中でどう歌ったら詞の温度が伝わるか、音に託す想いが随所に感じます。木漏れ日のような小渕氏の温かみ、素朴味。そしてメッセージの決然さそのもののような、黒田氏の深く落ち着いた響き、声量、柔らかさ。この両者によるハーモニーはコブクロの噛みしめ伝える誠実さを具現化してますよね。
あとはこの感動が熱さより爽やかさを基調とするのは、彼らの心象に映る風景はとても綺麗でそれがことばに、音になって自然と伝わってきてるのかなとも思います。これが歌心と呼ばれる部分ではないでしょうか。
ドライな時代に、ありきたりな歌詞が氾濫する時代に、それらを突き抜けて彼らが支持されるのは音楽の誠実さの気迫が違うからじゃないかと思わせる、歴史的作品でした。
今作でここまで徹底的にそんな曲達が並んでいるのを聴くと、よく巷に氾濫する耳触りのいい言葉を羅列した歌詞と違う点は、そういう誠実さを表現する上でのバックボーンや意気込み、むしろ気迫のような気がします。それを音楽の中心にどしんと据えている腹の据わり方。これは彼らの人間性にも繋がるのかもしれないとすら思いました。
歌詞の真心もそうですが、音のつくり方にもそういうものを感じました。例えば、「永遠にともに」の有名なサビ。結婚式二次会で歌うことになり今作だけでなく楽譜も買ってこの曲と向かい合い、みえてきたのは3度の和音でずっとランデブしてゆく音符達が、まるで苦難を共に乗り越えてゆく夫婦の絆のようだということ。そんな、この音が鳴らされる理由についてみても小渕氏の誠実な音楽性をみます。
更に両氏の歌声も非常に魅力です。細かな音程の上下を明るくキープする歌い方や、音とことばの関係の中でどう歌ったら詞の温度が伝わるか、音に託す想いが随所に感じます。木漏れ日のような小渕氏の温かみ、素朴味。そしてメッセージの決然さそのもののような、黒田氏の深く落ち着いた響き、声量、柔らかさ。この両者によるハーモニーはコブクロの噛みしめ伝える誠実さを具現化してますよね。
あとはこの感動が熱さより爽やかさを基調とするのは、彼らの心象に映る風景はとても綺麗でそれがことばに、音になって自然と伝わってきてるのかなとも思います。これが歌心と呼ばれる部分ではないでしょうか。
ドライな時代に、ありきたりな歌詞が氾濫する時代に、それらを突き抜けて彼らが支持されるのは音楽の誠実さの気迫が違うからじゃないかと思わせる、歴史的作品でした。
スイートドーナツとビタミンドロップ。 : Perfume~Complete Best~(DVD付)(ミュージック)
2008/4/26 たいくんベスト20レビュアー
めっちゃ良い!
繰り返し繰り返し聞いてる。全然、飽きない。聞くたびに、切ない、懐かしい、心地よい気持ちになる。
わたしは特にスイートドーナツとビタミンドロップがお気に入り。曲も歌詞も最高。この2曲を聞いていると、特に切ない気持ちになるの。
繰り返し繰り返し聞いてる。全然、飽きない。聞くたびに、切ない、懐かしい、心地よい気持ちになる。
わたしは特にスイートドーナツとビタミンドロップがお気に入り。曲も歌詞も最高。この2曲を聞いていると、特に切ない気持ちになるの。
相反するテンポこそZARDの真骨頂 : 翼を広げて/愛は暗闇の中で(初回限定盤)(DVD付)(ミュージック)
2008/4/20 takatyantyanベスト38レビュアー
翼を広げてを聴いたのは数週間前、街角の有線においてだった。一声で坂井泉水が歌っている事に気が付いたが、そのあまりの懐かしさのため、買い物の手を休め最後まで聴き入ってしまった。最近リリースなのに、この懐かしさというのも言わずもがな93年リリースDEENが原曲だった。DEEN版も相当の名曲であったが、ZARD版を聴いた時こちらも鳥肌ものだった。
坂井verの方が、シンセを使用しより幻想的な雰囲気を感じる。ちょうど揺れる重い、ohmyloveを立て続けにリリースしたあの淡いカラーのジャケットを彷彿とさせるような、柔らかなサウンド。丁度I still rememnberや二人の夏を想わせるような、儚さを感じるようなサウンドと歌声は、逝去したという感慨以外に、元来ZARDが獲得していた魅力だったのをこの時再度実感した。
もちろん僕の過ぎ去った15年の歳月も、上記の儚さと無縁とは言い切れないだろうけど、やはりZARDの曲と僕の人生があの頃あまりに密接にリンクしていたからこそ、この「儚さ」を殊更感じてしまうのかもしれない。
対する愛は暗闇の中では、ブレイク前のアルバムに収録されていた曲で、あの頃のZARDサウンドは随分ダークな色を残していたけど、今回リメイクで新たにスピードロックとして変貌遂げた。スピードロックこそがZARDのもう一つの魅力だったのは周知の通り。例えば「この愛に♪」のテンポ緩急然りだし、アルバムでもバラードと緩急付けた選曲があったりしたが、今回もA面B面と緩急を付けている演出がにくい。また、レビューを見ると特にカップリングのサウンドに関して違和感を覚える人がいるようだが、おそらくこれは世代ギャップだと思われる。翼を広げてのレビューを見てもそれが浮き彫りだ。「コナン」の文字が出ているのが主に20−10代の後期世代、「DEEN」の言葉が並ぶレビューがおそらく30代を中心として前期世代と思われる。ZARD初期から聴いてきた人は、むしろこの曲調こそがZARDの真骨頂だと気づくはずだ。この音作りは、紛れも無く91−93年辺りの雰囲気があり、その頃ヘビーにZARDと接していた人には、感動があると思う。
「ビーイング商法」については、取りあえず置いておいて今回は楽曲評価をしました。
他のレビューでも書いたけど、「偲ぶ会」のような採算度返し「無償の贈り物」こそが、ビーイング=金銭主義を晴らしファンの見方も変わるでしょうね。
それにしても、ZARDほどデジタルピアノを使用したクリアーバラードが似合う歌手もいないのではないだろうか?
坂井verの方が、シンセを使用しより幻想的な雰囲気を感じる。ちょうど揺れる重い、ohmyloveを立て続けにリリースしたあの淡いカラーのジャケットを彷彿とさせるような、柔らかなサウンド。丁度I still rememnberや二人の夏を想わせるような、儚さを感じるようなサウンドと歌声は、逝去したという感慨以外に、元来ZARDが獲得していた魅力だったのをこの時再度実感した。
もちろん僕の過ぎ去った15年の歳月も、上記の儚さと無縁とは言い切れないだろうけど、やはりZARDの曲と僕の人生があの頃あまりに密接にリンクしていたからこそ、この「儚さ」を殊更感じてしまうのかもしれない。
対する愛は暗闇の中では、ブレイク前のアルバムに収録されていた曲で、あの頃のZARDサウンドは随分ダークな色を残していたけど、今回リメイクで新たにスピードロックとして変貌遂げた。スピードロックこそがZARDのもう一つの魅力だったのは周知の通り。例えば「この愛に♪」のテンポ緩急然りだし、アルバムでもバラードと緩急付けた選曲があったりしたが、今回もA面B面と緩急を付けている演出がにくい。また、レビューを見ると特にカップリングのサウンドに関して違和感を覚える人がいるようだが、おそらくこれは世代ギャップだと思われる。翼を広げてのレビューを見てもそれが浮き彫りだ。「コナン」の文字が出ているのが主に20−10代の後期世代、「DEEN」の言葉が並ぶレビューがおそらく30代を中心として前期世代と思われる。ZARD初期から聴いてきた人は、むしろこの曲調こそがZARDの真骨頂だと気づくはずだ。この音作りは、紛れも無く91−93年辺りの雰囲気があり、その頃ヘビーにZARDと接していた人には、感動があると思う。
「ビーイング商法」については、取りあえず置いておいて今回は楽曲評価をしました。
他のレビューでも書いたけど、「偲ぶ会」のような採算度返し「無償の贈り物」こそが、ビーイング=金銭主義を晴らしファンの見方も変わるでしょうね。
それにしても、ZARDほどデジタルピアノを使用したクリアーバラードが似合う歌手もいないのではないだろうか?
充実のコンプリートベスト : 10 YEARS BEST-We R&B-(DVD付)(ミュージック)
2008/4/17 Ranunculusベスト34レビュアー
Shakeが発売された頃ファンになりましたがもう10年目なんですね。
今までのシングルにSACHIKO・TAKAKO時代の貴重な未発表曲も収録されており
DVDにはすべてのビデオクリップが収録されていて良心的。
「ベスト盤」といってもDVDの内容がイマイチであったり
選曲に満足できない事も多いですが、こちらは納得の内容だと思います。
個人的には特にDISC1が好きですが、私が思うDOUBLEの魅力は
まず曲調が純粋にR&Bであること、美しい英語の発音、美貌…などでしょうか。
姉妹のハーモニーも大きな魅力であったのですが
姉SACHIKOが亡くなられてショックだったと共に心配しましたが
TAKAKOのソロとなってからもパワーアップしているのが聴いてわかります。
“もし二人だったらどんな風になっていたんだろうか”とも思いますが
このアルバムの完成を一番喜んでいるのはSACHIKOなのではないかな…と。
ビデオクリップを見ても本当にカッコイイし美しくて女性でも見惚れます。
このアルバムはDVD付が絶対お得ですね。
Shake位しか知らないという方、最近知ったという方にもオススメです。
今までのシングルにSACHIKO・TAKAKO時代の貴重な未発表曲も収録されており
DVDにはすべてのビデオクリップが収録されていて良心的。
「ベスト盤」といってもDVDの内容がイマイチであったり
選曲に満足できない事も多いですが、こちらは納得の内容だと思います。
個人的には特にDISC1が好きですが、私が思うDOUBLEの魅力は
まず曲調が純粋にR&Bであること、美しい英語の発音、美貌…などでしょうか。
姉妹のハーモニーも大きな魅力であったのですが
姉SACHIKOが亡くなられてショックだったと共に心配しましたが
TAKAKOのソロとなってからもパワーアップしているのが聴いてわかります。
“もし二人だったらどんな風になっていたんだろうか”とも思いますが
このアルバムの完成を一番喜んでいるのはSACHIKOなのではないかな…と。
ビデオクリップを見ても本当にカッコイイし美しくて女性でも見惚れます。
このアルバムはDVD付が絶対お得ですね。
Shake位しか知らないという方、最近知ったという方にもオススメです。
実はPaboも羞恥心も、かなり“才能”あるんです(いろいろ抜けてるけど)。 : 恋のヘキサゴン(ミュージック)
2008/4/14 しんのじベスト23レビュアー
2008年春、列島を席捲中の《羞恥心旋風》と共に、なんとその「羞恥心」と同じメインスタッフによる2007年9月発売のこのシングルも、ここにきて急上昇。あのジェロの好きな日本語のひとつ=“チンプンカンプン”のフレーズが印象的で、衣装デザインとメロディーにキャンディーズの影響が濃厚な、ちょっとレトロで新鮮なアイドル・ポップ。
ふだんの3人にはあまり統一感がないけれど、いざ衣装を着てマイクの前に立つと、ビシッと決まるところはさすが。きれいに揃ったユニゾンも、ちょっと感動的だ。
いくら好きでも「羞恥心」ばかり聴いてちゃ、ちょっとケインかなー(=“濃すぎ”、という意味。(c)狩野英孝)、というわけで、この「恋のヘキサゴン」もあわせて楽しんでいる、この頃のオレではある。
今後、ダウンロード販売などCD以外の販路をもっと積極的に開拓し、この曲の魅力を広めて行けば、羞恥心といっしょの紅白出場も夢ではないかもしれない。
なお、『クイズ!ヘキサゴンII』から生まれた楽曲には、“ハチマキ王子”こと香田晋の「おかあさん」もある。こちらもフォーク調のなかなかの佳曲なので、余裕のある方はぜひあわせてチェックしていただきたい。
ふだんの3人にはあまり統一感がないけれど、いざ衣装を着てマイクの前に立つと、ビシッと決まるところはさすが。きれいに揃ったユニゾンも、ちょっと感動的だ。
いくら好きでも「羞恥心」ばかり聴いてちゃ、ちょっとケインかなー(=“濃すぎ”、という意味。(c)狩野英孝)、というわけで、この「恋のヘキサゴン」もあわせて楽しんでいる、この頃のオレではある。
今後、ダウンロード販売などCD以外の販路をもっと積極的に開拓し、この曲の魅力を広めて行けば、羞恥心といっしょの紅白出場も夢ではないかもしれない。
なお、『クイズ!ヘキサゴンII』から生まれた楽曲には、“ハチマキ王子”こと香田晋の「おかあさん」もある。こちらもフォーク調のなかなかの佳曲なので、余裕のある方はぜひあわせてチェックしていただきたい。
………じっくりとひたりたい39+1曲。至福の3時間9分。 : HIDEAKI TOKUNAGA VOCALIST BOX(A)(限定盤)(ミュージック)
2008/4/8 しんのじベスト23レビュアー
ロッド・スチュワートやバリー・マニロウの例を引くまでもなく、あるコンセプトのもと、かつて一時代を築いたビッグ・アーティストがカヴァー・アルバムを発表し、内容面でもセールス的にも新たな成功を収める、というのは、もはやひとつの流れとなりつつある。そして、その流れを日本でハッキリわかるものとして見せてくれた、いわば“日本代表”ともいうべき存在なのが、この徳永秀明さんによる『VOCALIST』シリーズなのだと思う。
そしてそのシリーズ3枚が一度に、しかも気軽に揃えられる、まさにこれはオレにとって待望の“夢の企画”であった。
もう買って持っている方、とりわけ3枚とも揃えてしまった方のお気持ちは察して余りあるが、「まだ買ってなかった」者にしてみれば、これほどありがたいリリースはない。オレの場合、DVDは別にいいし、バックの音をマニアックに聴き込むこともないと思う=カラオケ盤もいらない、ということで、CD3枚のみのこのエディションに決めさせていただいた。
さて、実際にじっくりと聴いてみると、徳永さんおよび今回のコンセプトに合う/合わない、というところでやや微妙な楽曲もあるにはあるが、ほとんどは、スモーキーな渋さを増した徳永さんのヴォーカル、そしてアダルティーな基本線は保ちながら、バラエティーに富んだ坂本昌之さんによるアレンジ―――まさにクセになる、この《音》で聴きたい、と思わせてくれる仕上がりで、納得のいくものだ。
最後に。徳永さんの場合、往年のヒット曲を歌っても、明らかに今の方がよくなっていたりすることもあるので、オリジナル楽曲も含めた今後の展開に、大いに期待がかかるところではある。
そしてそのシリーズ3枚が一度に、しかも気軽に揃えられる、まさにこれはオレにとって待望の“夢の企画”であった。
もう買って持っている方、とりわけ3枚とも揃えてしまった方のお気持ちは察して余りあるが、「まだ買ってなかった」者にしてみれば、これほどありがたいリリースはない。オレの場合、DVDは別にいいし、バックの音をマニアックに聴き込むこともないと思う=カラオケ盤もいらない、ということで、CD3枚のみのこのエディションに決めさせていただいた。
さて、実際にじっくりと聴いてみると、徳永さんおよび今回のコンセプトに合う/合わない、というところでやや微妙な楽曲もあるにはあるが、ほとんどは、スモーキーな渋さを増した徳永さんのヴォーカル、そしてアダルティーな基本線は保ちながら、バラエティーに富んだ坂本昌之さんによるアレンジ―――まさにクセになる、この《音》で聴きたい、と思わせてくれる仕上がりで、納得のいくものだ。
最後に。徳永さんの場合、往年のヒット曲を歌っても、明らかに今の方がよくなっていたりすることもあるので、オリジナル楽曲も含めた今後の展開に、大いに期待がかかるところではある。
あえて、「ありがち」に陥りやすい「定番」を避けたセレクトに拍手を。 : Hotwax presents Girls,It ain’t easy 1970’s(ミュージック)

Hotwax presents Girls,It ain’t easy 1970’s(ミュージック)
オムニバス,シェリー,北村優子,目黒ひとみ,リンリン・ランラン,山内恵美子,友永順子,森まどか,BIBI,ピンク・レディー,麻丘めぐみ,
発売日:2005/11/23
2008/3/25 しんのじベスト23レビュアー
ダウンロード販売で気軽に購入はできるものの、収録CDが極端に少なく、ある意味“不遇の名曲”といえる岩崎宏美「私たち」―作詞:阿久悠、作・編曲:筒美京平。シングル「ロマンス」のB面―のために購入(めちゃめちゃ明るい曲なのだが、オレは「私たち」を聴くたび、涙が出そうになってしまう。阿久・筒美コンビの最高の仕事のひとつだと、オレは思っている)。
いわゆる有名曲はアン・ルイスのユーミン作品「甘い予感」など最小限に抑え、マイナー系アイドルのB面曲だとか、メジャーなアイドルのアルバム曲だとか、たとえ地味でもグッとくる、いい曲であることを第一に考えたと思しきセレクト。ピンク・レディーの「波乗りパイレーツ」も、シングルB面に収録されていたアメリカ録音版だったり(コーラスにビーチ・ボーイズの面々が参加!)。そして「嫁入り前」「ジーパン三銃士」などなど、作詞家・阿久悠のスゴさも(いろんな意味で)再認識させられた。
確かに、いつもの「定番」どころを中心にまとめてしまえば、構成面でも安定感が出て、セールス面でも安心なのだろうけれど、一方でそれは、安易で「ありがち」なものになってしまう危険性もはらんでいるわけで、あえてそちらを避けたこのセレクトには、拍手を送りたい。
デジパック仕様で、写真・解説とも充実したブックレットの中面には、収録アーティストのジャケット・ギャラリーあり(収録されていないものも含む)。
リマスタリングにより、音質も向上しているようだ。
なお、ライナー中の数少ない誤記を指摘させていただくと、ピンク・レディー「キッス・イン・ザ・ダーク」のアメリカでの最高位は37位だった(ビルボード誌)。
いずれにしても、選曲・監修・解説を手がけた高護さん、グッジョブ!
いわゆる有名曲はアン・ルイスのユーミン作品「甘い予感」など最小限に抑え、マイナー系アイドルのB面曲だとか、メジャーなアイドルのアルバム曲だとか、たとえ地味でもグッとくる、いい曲であることを第一に考えたと思しきセレクト。ピンク・レディーの「波乗りパイレーツ」も、シングルB面に収録されていたアメリカ録音版だったり(コーラスにビーチ・ボーイズの面々が参加!)。そして「嫁入り前」「ジーパン三銃士」などなど、作詞家・阿久悠のスゴさも(いろんな意味で)再認識させられた。
確かに、いつもの「定番」どころを中心にまとめてしまえば、構成面でも安定感が出て、セールス面でも安心なのだろうけれど、一方でそれは、安易で「ありがち」なものになってしまう危険性もはらんでいるわけで、あえてそちらを避けたこのセレクトには、拍手を送りたい。
デジパック仕様で、写真・解説とも充実したブックレットの中面には、収録アーティストのジャケット・ギャラリーあり(収録されていないものも含む)。
リマスタリングにより、音質も向上しているようだ。
なお、ライナー中の数少ない誤記を指摘させていただくと、ピンク・レディー「キッス・イン・ザ・ダーク」のアメリカでの最高位は37位だった(ビルボード誌)。
いずれにしても、選曲・監修・解説を手がけた高護さん、グッジョブ!
和ものコンピとして、実はかなり高水準。 : テレビ狂時代 Vol.1 '69~ '77(ミュージック)

テレビ狂時代 Vol.1 '69~ '77(ミュージック)
テレビ主題歌,五木ひろし,五月みどり,桂三枝,西崎みどり,小川順子,マッハ文朱,柳ジョージ,山本リンダ,ザ・ワンダース,ハレンチ学園コーラス部,
発売日:2003/01/22
2008/3/25 しんのじベスト23レビュアー
TV版『日本沈没』主題歌「明日の愛」(作曲:筒美京平)のために購入。
これと“必殺シリーズ”主題歌の3曲―「荒野の果てに」「旅愁」「さざなみ」―などを手に入れようと、かなり割り切って買ったものだったが、これが予想外にいいアルバムだった。
全体に、70年代の歌謡曲のカッコいい部分をかなり凝縮したような内容で、メロディーそのものの美しさとあわせ、聴いていて燃えたりしみじみしたり、さまざまな感情を味わえる。6曲を作曲し、アルバム全体のトーンを決定づけている平尾(昌晃)先生の絶好調ぶりを堪能できるのもうれしい(小川順子「夕陽」が地味に名曲)。
2のザ・ワンダースは尾崎紀世彦がいたコーラス・グループ。3を歌う“ハレンチ学園コーラス部”(!)のメインは児島美ゆき。「ゴルゴと呼ばれる男」は、さいとう・たかを御大自ら作詞。いくつになっても“永遠の女神”である五月みどり「ブギウギ小唄」は、阿久悠の職人技が冴える艶っぽい傑作だが、昔のテレコから聴いてるみたいな音質が残念すぎる(グラスロード「君は今青春」も同様)。「『新宿警察』のテーマ」はクニ河内によるグルーヴィーなインスト。当時、なかなか強烈なジャケ写がレコード屋の店頭でも印象的だったマッハ文朱の「必殺勉強野郎」は、意外にノリのいいディスコ歌謡でビックリ。柳ジョージ「『祭ばやしが聞こえる』のテーマ」は、これまでよく耳にしてきたものとは異なるテイクで、こちらの方がレアなのかもしれない。そして五木ひろしの3曲―「狼のバラード」「明日の愛」「旅人」―は、ベスト盤にはほとんど入らないと思うが、どれもいい曲。そうそう、TV版『日本沈没』といえば、挿入歌「小鳥」が入手困難なので、「明日の愛」といっしょになんとかしていただきたいところ。ついでに言えば、“必殺シリーズ”の主題歌コンピレーションも、もうそろそろ出てもいい頃合いなんじゃないかと思ったり。
これと“必殺シリーズ”主題歌の3曲―「荒野の果てに」「旅愁」「さざなみ」―などを手に入れようと、かなり割り切って買ったものだったが、これが予想外にいいアルバムだった。
全体に、70年代の歌謡曲のカッコいい部分をかなり凝縮したような内容で、メロディーそのものの美しさとあわせ、聴いていて燃えたりしみじみしたり、さまざまな感情を味わえる。6曲を作曲し、アルバム全体のトーンを決定づけている平尾(昌晃)先生の絶好調ぶりを堪能できるのもうれしい(小川順子「夕陽」が地味に名曲)。
2のザ・ワンダースは尾崎紀世彦がいたコーラス・グループ。3を歌う“ハレンチ学園コーラス部”(!)のメインは児島美ゆき。「ゴルゴと呼ばれる男」は、さいとう・たかを御大自ら作詞。いくつになっても“永遠の女神”である五月みどり「ブギウギ小唄」は、阿久悠の職人技が冴える艶っぽい傑作だが、昔のテレコから聴いてるみたいな音質が残念すぎる(グラスロード「君は今青春」も同様)。「『新宿警察』のテーマ」はクニ河内によるグルーヴィーなインスト。当時、なかなか強烈なジャケ写がレコード屋の店頭でも印象的だったマッハ文朱の「必殺勉強野郎」は、意外にノリのいいディスコ歌謡でビックリ。柳ジョージ「『祭ばやしが聞こえる』のテーマ」は、これまでよく耳にしてきたものとは異なるテイクで、こちらの方がレアなのかもしれない。そして五木ひろしの3曲―「狼のバラード」「明日の愛」「旅人」―は、ベスト盤にはほとんど入らないと思うが、どれもいい曲。そうそう、TV版『日本沈没』といえば、挿入歌「小鳥」が入手困難なので、「明日の愛」といっしょになんとかしていただきたいところ。ついでに言えば、“必殺シリーズ”の主題歌コンピレーションも、もうそろそろ出てもいい頃合いなんじゃないかと思ったり。
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